交通系ICカード全国相互利用で注意したい5つのこと

小銭を用意したり券売機の前に並ばなくても、入金さえしておけばいつでも電車やバスの乗車券として利用できる交通系ICカード。

「Suica」や「PASMO」、「ICOCA」など様々な種類のものがありますが、対応するエリアのみでしか利用することのできなかったこれらのカードが、エリアを超えて全国共通で使えるようになりました。

もちろんポイントを溜めたり電子マネーとして利用できる店舗も大幅に拡大したことになりますので、今まで以上に便利さを感じている人は多いはず。

しかし、交通系ICカード全国相互利用サービスの適用に合わせて、知っておくべき注意点もあるということを覚えておいてほしいものです。

交通系ICカード全国相互利用での注意点

交通系ICカードの全国相互利用において注意すべき点とはどのようなものなのでしょうか。

相互利用できないカードもある

全国相互利用できるようになったカードは、「Suica」、「Kitaca」、「PASMO」、「manaca」、
「TOICA」、「PiTaPa」、「ICOCA」、「はやかけん」、「SUGOCA」の10種類です。

主要なカードはほとんど対象に含まれているものの、これ以外にもカードは存在しています。

自分が持っているカードが全国相互利用できるようになったものであるかどうか、確認してみてください。

エリアをまたいで利用することは不可能

一部可能な場合もありますが、基本的にエリアをまたいでカードを利用することは出来ません。

例えばSuicaエリア内で乗車するときにSuicaを利用したとして、PASMOエリア内で降車するとしたら、降りるときはSuicaは使えない、ということになります。

降車時にまた切符を買ったり現金で支払わなければなりません。

PiTaPaの他エリアでの電子マネーの利用が出来ない

PiTaPaのみ、電子マネーの相互利用は不可能となっています。

例えばPiTaPa加盟店で他のカードは利用できませんし、他カード加盟店でPiTaPaは利用できません。

それ以外のカードは他カード加盟店でも電子マネーを利用することが可能です。

ポイント制度は共有されない

乗車券としてのサービスや電子マネーとしてのサービス(PiTaPaを除く)は共有されるものの、各カードのポイントサービスについては各カードのみ対象になります。

例えばICOCAのカードを使ってSUGOCA加盟店で買い物をしても、ポイントが溜まることはありません。

エリア外では定期機能は使えない

定期券として利用する場合は、各エリア内でしか使うことが出来ません。

例えば九州で「Kitaca」を使って電車やバスに乗車することは出来ても、定期利用することは不可能、ということになります。

最後に

このように、交通系ICカードの全国相互利用が始まったことで世の中もさらに便利になったように感じますが、実は意外な面で不便に思うことはまだまだ残っています。

逆に「これは出来るのに、これは出来ないのか」という不満の声も実際に届けられていますので、今後どう改正されていくのか、期待したいところですね。

カテゴリ:相互利用