使い分けは必要? SuicaとPASMOの6つの違い

全国相互利用が開始されたことによって、使い分けや選択の幅が増えてきた交通系ICカード。

Suica(スイカ)PASMO(パスモ)はそれぞれ関東圏が主な使用場所でしたが、相互利用が可能なことによって、使い分ける必要性が薄くなったように思います。

それでもSuicaとPASMOには、独自機能にいくつかの違いがあります。
その違いを6つにまとめてみました。

定期券の発行はSuicaエリアならSuicaのみ

例えばJR東日本の路線の定期券は、Suicaでしか買えません。

同じようにPASMOを導入している私鉄各社の定期券もPASMOでしか対応していません。
相互利用が可能でも、定期券は別扱いです。

ポイントの貯まり方

ToKoPo

SuicaとPASMOには、それぞれポイント制度がありますが、内容がかなり違います。

東京都交通局のポイントサービス「ToKoPo」では、PASMOを使って都営(地下鉄、バスなど)に乗るとポイントが貯まります。貯まったポイントは10ポイント単位でPASMOにチャージできます。

ポイントサービスが利用できるのは、PASMOだけ。
Suicaは非対応です。都営を多く利用する人は、PASMOを利用した方が、結果的に運賃が安くなります。

SuicaはSuicaポイントクラブに入会すると、Suica電子マネーの利用ごとにSuicaポイントが貯まります。またビューカードで支払うと、ビューサンクスポイントが付きます。

あくまで買い物などの支払いでポイントが貯まるだけで、電車やバス利用でポイントは付きません。

防犯メール配信サービスはPASMOだけ

ekids

駅の自動改札機をPASMOでタッチすると「○○駅を入場されました」という通過情報がメールで送られてくる、子ども見守り(防犯)サービスがあります。

これは東急電鉄(東急エキッズ)と、小田急電鉄(小田急あんしんグーパス)が実施していて、小児用PASMO、記名式PASMO、PASMO定期券が対象です。

子どもが一人で電車を乗る機会が多いなら、SuicaよりPASMOを持たせておくと、今いる場所や電車に乗ったことが把握できるので安心ですね。

PASMOは非モバイル対応

モバイルSuica

Suicaには「モバイルSuica」という、一部のスマートフォンやケータイでSuicaが使えるのですが、PASMOはまだモバイル対応をしていません。

今の所、モバイル対応している交通系ICカードはSuicaだけです。
「新しくカードを持たずにタッチ一回で電車やバスに乗りたい」と思う人は、モバイルSuicaを利用しましょう。

オートチャージの金額

Suica、PASMOにはオートチャージ機能(自動入金)がありますが、チャージ金額に違いがあります。

ちなみにSuicaとPASMOの両方のエリアでオートチャージが可能です。

Suica

Suicaの初期設定では、残金が1,000円以下の時に3,000円がオート(自動)チャージされる仕組みになっています。

オートチャージされる残金の条件や、チャージ金額は1,000~10,000円の間で変更できます。
単位は1,000円ずつ。一日20,000円がチャージ上限です。

PASMO

PASMOの初期設定では、残金が2,000円以下の時に3,000円がオートチャージされます。
オートチャージされる残金の条件や、チャージ金額は1,000~10,000円の間で変更できます。単位は1,000円ずつ。一日10,000円、一ヶ月50,000円までチャージができます。


Suica、PASMOともオートチャージされるのは、入場時に自動改札機にタッチした時だけ。
ショッピングで残金が指定以下の金額になっても、オートチャージはされません。

またオートチャージ機能を利用するには、クレジットカードが必要です。
SuicaはSuica付きビューカード(クレジットカード)。PASMOはオートチャージ機能付きPASMOか、パスタウンカード、交通事業者系のクレジットカードが要ります。

クレジットカード提携会社

Suica、PASMO付きのクレジットカードは何枚もありますが、それぞれ提携会社が違います。

Suica付きクレジットカード(ビューカード)には「ルミネカード」「JALカード」「ビックカメラSuicaカード」「アトレクラブビューSuicaカード」など、デパートや航空会社、家電量販店など、様々なカードが10種類以上あります。

一方PASMO付きクレジットカードは、「PastownカードJCB」などのパスタウンカード、「東急ポイントカードTOP&PASMO」「京成カード」「小田急ポイントカード」などの交通事業者系の2つに大きく分かれます。

「ショッピングがメインで、たまに電車やバスを使う」と言う時はSuica、特定の鉄道やバスを利用する機会が多い時はPASMOと選び分けると、ポイントがお得に貯まりやすくなります。

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