交通系ICカード3枚SUGOCA、nimoca、はやかけんを比較してみた

主に九州で利用できる交通系ICカードは、SUGOCA(スゴカ)nimoca(ニモカ)はやかけんの3種類あります。それでは、それぞれの特徴や使い勝手はどうなのでしょうか?

特徴、電子マネーが利用できる加盟店、ポイント還元率、オートチャージ機能で比較してみました。

発行枚数は断トツnimoca

  • nimoca(株式会社ニモカ)......約200万枚(2013年7月)
  • SUGOCA(JR九州)......約98万枚(2013年6月)
  • はやかけん(福岡市営地下鉄)......約50万枚(2013年5月)

nimocaはSUGOCAの2倍、はやかけんの4倍以上の発行枚数を叩き出しています。
nimocaは西日本鉄道(西鉄)と、九州北部の鉄道・バスで広範囲に利用できること。
そして電車やバスの利用や、商業施設の買い物でnimocaポイントが貯まることから、交通機関以外にも様々な用途に使えるnimocaを持つ人が多いことが分かります。

実際、ポイントが貯まる記名式ミモカの「スターnimoca」と「クレジットnimoca」が発行枚数の半分以上を占めています。

電子マネーが利用できる加盟店

  • nimoca......約1277店(買い物ポイントあり)
  • SUGOCA......約15,000店(買い物ポイントあり)
  • はやかけん......約119店(買い物ポイントなし)

nimocaは天神地区、西鉄中心

nimoca加盟店は、福岡パルコ、福岡三越、大丸福岡天神店と言った百貨店や、福岡空港、スーパーマーケット、書店、ホテルなど。天神地区の店舗や西鉄の系列企業に加盟店が集中している傾向にあります。

買い物ポイント(センターポイント)は記名nimocaとクレジットnimocaで貯まります。無記名nimocaでは乗車ポイントは貯まりますが、買い物ポイントでは貯まりません。

SUGOCAはJRで強み

SUGOCA加盟店は、イオン、 ミスタードーナツ、ヤマト運輸、ドラッグイレブン、駐車場など。
特にJR駅ビルや売店など、JR沿線でポイントが貯まりやすくなっています。
nimocaとは異なり、無記名式SUGOCAでもポイントが貯まります。

はやかけんは市役所や公共施設で使える

はやかけんは加盟店数こそ少ないですが、地下鉄のキオスク以外にも、市役所や市営駐車場、市民プール、美術館・博物館など、福岡市の公共施設で利用できるのが特徴です。

しかしながら、はやかけん電子マネーを利用してもポイントは貯まりません。相互利用でnimocaやSUGOCAでも支払いが可能なので、はやかけんの利便性は薄くなったように感じます。

交通系ICカードの相互利用で、電子マネーも色々な場所で使えるようになりました。しかしながら、ポイントはnimocaならnimoca加盟店、SUGOCAならSUGOCA加盟店でしか貯まらないので注意が必要です。

参考リンク
●「nimoca」加盟店ナビ
●「SUGOCA」電子マネーがご利用いただける店舗
●「はやかけん」電子マネー加盟店一覧

貯まるポイント

SUGOCA(スゴカ)、nimoca(ニモカ)、はやかけんでは、それぞれポイント制度があります。
その特徴を簡単にまとめてみました。ちなみに定期券区間内の乗車・降車でのポイントは付きません。

nimoca

nimocaエリアの電車やバスの乗車、nimoca加盟店での買い物でポイントがたまります。
電車やバスで貯まるポイントは、月間利用額と回数によって変わりますが、ポイント還元率は100円で1~3%です。

電車・バスの乗車で貯まる「カードポイント」は即時、買い物ポイント(センターポイント)は翌日以降に貯まります。

1ポイント(=1円相当)からチャージが可能なので、貯まったポイントをその都度乗車や買い物に利用できます。有効期限はポイントが付いてから翌年の12月末までと短期間なので注意が必要です。

SUGOCA

JR九州の電車への乗車やSUGOCA加盟店でのショッピングでポイントが貯まります。

  • 1回の乗車運賃×1%のSUGOCAポイント。
  • SUGOCAエリアの自由席特急券を買うと「特急料金×5%」ポイント。
  • JR筑肥線・唐津線⇔福岡市地下鉄の乗り換え利用で1回10ポイント。

ポイントは100ポイント単位でSUGOCAにチャージできるのと、有効期限がポイントが付いてから翌年の3月31日までです。
あまり電車や買い物でSUGOCAを利用しない人にとっては、ポイントが貯まりにくいかもしれません。

はやかけん

ポイントは福岡市地下鉄の一ヶ月の利用合計額で決まります。
ポイント付与率は2%(100円未満は切り捨て計算)で、合計額に応じて最大800ポイント(10,000円以上)がボーナスポイントとして付きます。
またJR筑肥線・唐津線⇔福岡市地下鉄の乗り換え利用で、別に1回10ポイント貯まります。

基本ポイントとボーナスポイントは翌月の10日に貯まる仕組みになっています。
ポイントの有効期限はポイントが付いてから翌年の3月31日ですが、1ポイントからチャージが可能なので、SUGOCAよりも還元率は高いと思います。

オートチャージ機能の有無

  • nimoca......クレジット一体型nimocaで可能
  • SUGOCA......JQCARD払いか、クレジット一体型SUGOCAで可能
  • はやかけん......なし

nimocaもSUGOCAもオートチャージができますが、特定のクレジットカードが必要です。
今自分が持っているクレジットカードを登録して、オートチャージ機能を使うと言うのは無理なようです。

一枚選ぶならnimocaがお得

交通系ICカードを持つ場合、自分が良く使う交通機関が発行しているカードを選ぶのが一番です。

あえて一枚選ぶとしたら、ポイントの貯めやすさから考えてもnimocaが使い勝手が良いように思います。また西鉄バスの乗り継ぎ割引が使えるのもnimocaだけなので、九州北部に住んでいる人は特に便利なのではないでしょうか。

SUGOCA(スゴカ)、nimoca(ニモカ)、はやかけんエリアはそれぞれ相互利用できるので、自分のメリットに合わせたカードを選んでみてください。

こちらの記事もおすすめです

カテゴリ:カード比較