全国でPiTaPaは使いにくい!ICOCAとの比較で分かった5つの違い

関西での利用者が多いICOCAPiTaPa
それぞれの違いとメリットを比較してみました。

チャージ(入金)が先払いor後払い

ICOCAはJR西日本が発行する前払い(プリペイド)式のカードです。
利用するにはチャージ機やコンビニなどで、先にチャージする必要があります。

クレジットカード機能付きのSMART ICOCAは、現金なしでクイックチャージができますが、オートチャージ機能はありません。

PiTaPaはKANSAI協議会が発行する後払い(ポストペイ)型のクレジットカードです。
タッチ一回で電車やバスに乗れるのはICOCAと同じですが、PiTaPaエリアで使う分には事前のチャージは一切不要です。

運賃や買い物で支払ったお金は、PiTaPaに登録した金融機関の口座から一ヶ月分まとめて引き落とされます。現金が1円もなくても電車に乗れたり、買い物ができたりするのがメリットです。

手軽に買えるのはICOCA

ICOCAはJR西日本、京阪、近鉄の駅であれば、どこでも手に入ります。
例えば誰でも使える無記名ICOCAなら1枚2,000円で、面倒な登録一切なしで、券売機で買ったらすぐに利用できます。

不要になったら駅窓口で払い戻しも簡単にできます。
カード残高が210円以下なら、500円のデポジット代が返ってきます。210円以上なら払い戻し手数料210円がかかります。

PiTaPaはクレジットカードと同じく事前審査が必要なので、駅では購入できません。
申込用紙を郵送したり、公式サイト「ピタパドットコム」から入会を申し込んだりする必要があります。郵送でPiTaPaが送られてくるまで、最短でも2週間はかかります。

PiTaPaの解約(退会)・払い戻しは、PiTaPaまたは提携カードのコールセンターに電話連絡して、解約届けとカード返却用の封筒を郵送してもらいます。チャージ残額がある場合、払い戻し手数料に525円かかります。

クレジットカード機能付きなので、手続きにも時間や手間がかかります。
「PiTaPaは解約が面倒」と言う意見は多いです。

気軽に交通系ICカードを持ちたい人は、ICOCAをオススメします。

PiTaPaにはお得な割引サービスあり

PiTaPaには一ヶ月間の利用で、乗車回数や合計利用金額に応じて、運賃が割引になる割引サービスがあります。割引対象になるのはPiTaPaエリアでの交通機関だけです。

例えば大阪市交通局の地下鉄やバスを利用すると、一ヶ月の利用額が10,000円までなら、一般と65歳以上のシニアは10%、学生は20%の割引を受けられます。

ICOCAには割引サービスがないので、PiTaPaエリアの交通機関をよく使う人ならば、PiTaPaを利用した方がお得です。

PiTaPaは他エリアでは使いにくい

交通系ICカードの全国相互利用が始まりましたが、ICOCAと比較するとPiTaPaエリア外での利用はイマイチ使いにくいです。

ICOCAエリアなど、相互利用エリアでPiTaPaを使う時は、事前にPiTaPaへチャージする必要があります。チャージは現金でチャージする方法以外にも、PiTaPaエリアの改札機をタッチすると、自動的にチャージされる「オートチャージ(自動入金)」機能が利用できます。

注意しておきたいのが、PiTaPaへ現金・オートチャージでチャージした残額は、相互利用エリアでは使えますが、PiTaPaエリアの運賃や買い物の支払いには使えないこと。払い戻しはPiTaPaを退会する時だけ可能で、払い戻し手数料が525円かかります。

PiTaPaの電子マネーが使えない

PiTaPaを使ってSuicaやICOCAエリアの電車などには乗れますが、PiTaPa電子マネーの相互利用はできません。PiTaPaは後払い式、他の交通系ICカードは前払い式と決済方法が違うのが理由です。「全国交通系ICカードで支払えます」と書いてあっても、PiTaPa電子マネーは対象外な訳です。

またPiTaPaのカード残額を利用して切符を買ったり、乗り越し精算はできません。
PiTaPaはPiTaPaエリアではとても使い勝手が良いのですが、他のエリアで利用する場合はそのメリットが一気になくなります。

全国利用ならICOCA、PiTaPaエリアではPiTaPaを使う

両方のカード共に全国相互利用ができますが、PiTaPaだと全国で利用するメリットがあまり感じられません。あくまでもPiTaPaはPiTaPaエリアでの活用が便利です。

ICOCAにチャージした電子マネーは、エリア外の交通機関の運賃やショッピングの支払いにも使えます。

PiTaPaエリアの利用が多いならPiTaPa、一枚持って全国移動するならICOCAと、それぞれの用途に合わせて使い分けた方が良さそうです。

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カテゴリ:カード比較